新幹線でライブ遠征するとき、「キャリーケースは持ち込める?」「どこに置けばいい?」「大きいサイズは予約が必要?」と迷う人は多いのではないでしょうか。
新幹線にはキャリーケースを持ち込めますが、荷物の大きさと利用する新幹線によって、予約の要否や置き場所が変わります。
特に注意したいのが、東海道・山陽・九州・西九州新幹線です。キャスターやハンドルを含めた3辺の合計が160cmを超える場合は、原則として「特大荷物スペースつき座席」などの事前予約が必要です。
一方、東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線には、同じ予約制度はありません。荷物置場は予約不要ですが、列車や車両によって設備が異なります。
この記事では、新幹線に持ち込めるキャリーケースのサイズ、置き場所、特大荷物の予約方法、自由席での扱い、ライブ遠征で荷物が増える場合の対策まで初心者向けに解説します。
この記事の結論
- 新幹線に持ち込める荷物は、基本的に3辺合計250cm以内・1個30kg以内・2個まで
- キャリーケースは、キャスターやハンドルを含めて測る
- 東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、3辺合計160cm超の荷物に専用座席の予約が必要
- 160cm以下でも、重くて荷物棚へ上げにくい場合は置き場所を先に考える
- 坂道ライブ遠征では、帰りにグッズや生写真が増える前提で準備する
新幹線にキャリーケースは持ち込める?最初に確認する3つのルール
キャリーケースは新幹線へ持ち込めます。ただし、サイズ・重量・個数には上限があります。
3辺合計250cm以内・1個30kg以内・2個までが基本
新幹線を含むJRの列車には、携帯できる荷物であれば、基本的に次の範囲まで無料で持ち込めます。
| 確認項目 | 持ち込みの基本ルール |
|---|---|
| サイズ | 縦・横・高さの合計が250cm以内 |
| 長さ | 最も長い辺が2m以内 |
| 重量 | 1個30kg以内 |
| 個数 | 2個まで |
傘、つえ、ハンドバッグなどの身の回り品は、通常この2個には数えません。
一般的な旅行用キャリーケースの多くは上限内に収まりますが、大型・長期旅行向けの製品は3辺合計が160cmを超えることがあります。
キャスターやハンドルを含めた外寸を測る
キャリーケースのサイズを確認するときは、収納部分だけではなく、次の部分も含めて測ります。
- キャスター
- 固定ハンドル
- 側面の持ち手
- 外側のポケット
- 底足などの突起部分
測るのは、製品の外側で最も長い部分です。
たとえば、本体部分だけなら3辺合計158cmでも、キャスターやハンドルを含めると160cmを超える可能性があります。購入時の商品ページに「外寸」「総外寸」と書かれている場合は、総外寸を確認しましょう。
容量の「何L」だけでは予約の要否を判断できない
30L、60L、80Lといった容量は、入る荷物の量を表す目安です。新幹線の持ち込みルールは、容量ではなく外寸で決まります。
同じ60Lでも、横幅が広い製品、奥行きが深い製品、縦長の製品では3辺合計が異なります。
| 容量の目安 | 新幹線での考え方 |
|---|---|
| 30~40L前後 | 比較的小型だが、足元に置けるかは外寸と座席による |
| 40~60L前後 | 荷物棚を使うことが多い。重量にも注意 |
| 60~80L前後 | 大型になりやすいため、3辺合計を必ず確認 |
| 80L以上 | 160cmを超える可能性があるため、外寸を測って判断 |
「60Lだから予約不要」「80Lだから必ず特大荷物」とは断定できません。最終的には、キャスターを含めた縦・横・高さの合計で判断してください。
【30秒診断】サイズと利用路線から予約・置き場所を判断しよう
新幹線へキャリーケースを持ち込むときは、「測る・路線を確認する・置き場所を決める」の順番で考えると迷いにくくなります。
3辺合計160cm以下なら足元・荷物棚・荷物置場を検討する
3辺の合計が160cm以下であれば、東海道・山陽・九州・西九州新幹線でも、特大荷物スペースつき座席の予約は必要ありません。
主な置き場所は次の3つです。
- 座席の足元
- 座席上部の荷物棚
- 一部車両に設置された荷物置場
ただし、160cm以下であっても、重くて持ち上げられないキャリーケースを無理に荷物棚へ載せるのは危険です。
3辺合計160cmを超える場合は利用する新幹線を確認する
3辺合計が160cmを超えたら、次に利用する新幹線を確認します。
| 利用する新幹線 | 160cm超のキャリーケース |
|---|---|
| 東海道新幹線 | 専用座席の事前予約が必要 |
| 山陽新幹線 | 専用座席の事前予約が必要 |
| 九州新幹線 | 専用座席の事前予約が必要 |
| 西九州新幹線 | 専用座席の事前予約が必要 |
| 東北・北海道・秋田・山形新幹線 | 専用席の予約制度なし。予約不要の荷物置場などを利用 |
| 上越・北陸新幹線 | 専用席の予約制度なし。予約不要の荷物置場などを利用 |
同じ「新幹線」でも、路線によって荷物の扱いが異なります。以前利用した新幹線と同じだと思い込まず、路線ごとに確認しましょう。
置き場所まで決めてから座席を予約する
キャリーケースのサイズだけでなく、実際にどこへ置くかまで考えてから予約すると失敗しにくくなります。
- キャスターを含めた3辺を測る
- 3辺の合計を計算する
- 利用する新幹線を確認する
- 予約が必要か判断する
- 足元・荷物棚・荷物置場・専用スペースのどこを使うか決める
特に繁忙期やライブ開催日は、大型荷物向けの座席が先に埋まる可能性があります。チケット当選後に新幹線を予約する場合は、通常の指定席だけでなく荷物スペースの空きも確認してください。
【路線別】キャリーケースの事前予約が必要な新幹線
特大荷物の事前予約が必要なのは、すべての新幹線ではありません。ここを間違えると、予約漏れや不要な心配につながります。
東海道・山陽・九州・西九州新幹線は160cm超で予約が必要
次の新幹線では、3辺合計が160cmを超え、250cm以内の荷物を「特大荷物」として扱います。
- 東海道新幹線
- 山陽新幹線
- 九州新幹線
- 西九州新幹線
特大荷物を持ち込む場合は、「特大荷物スペースつき座席」または設定のある列車では「特大荷物コーナーつき座席」を予約します。
専用座席を事前予約しても、通常の普通車指定席またはグリーン車指定席に対する追加料金はかかりません。
東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線は原則予約不要
東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線には、東海道新幹線などにあるような「特大荷物スペースつき座席」を予約する制度はありません。
車内の荷物置場は、空いていれば予約せずに利用できます。ただし、荷物置場だけを事前に確保することはできません。
荷物置場が満杯の場合や、利用する列車に荷物置場がない場合は、周囲の迷惑にならない範囲で足元などに置くことになります。置き場所に困った場合は、乗務員へ相談しましょう。
路線だけでなく列車・車両ごとの荷物置場も確認する
荷物置場の場所や数は、新幹線の形式、編成、車両によって異なります。
同じ路線でも、すべての号車に大型荷物用スペースがあるとは限りません。予約前に、JR各社の車両案内や座席表を確認しておくと安心です。
乗車後に荷物置場を探して車内を移動するよりも、荷物置場に近い号車を選んでおく方が、キャリーケースを持って乗り降りしやすくなります。
【サイズ・置き場所別】新幹線でキャリーケースをどこに置く?
キャリーケースの置き場所は、サイズだけでなく、重量、形状、取り出す頻度も含めて決めます。

小型キャリーケースは座席の足元に置く
機内持ち込みサイズなどの小型キャリーケースは、座席の足元に置ける場合があります。
足元に置けば、荷物棚へ持ち上げる必要がなく、貴重品も管理しやすいのがメリットです。
一方で、次のようなデメリットもあります。
- 足を伸ばしにくくなる
- 長時間乗車では窮屈になりやすい
- 通路側へはみ出すと危険
- 前の座席の下へ完全に収まらない場合がある
座席間隔やフットレストの有無によって収納できる大きさは変わります。「小型だから必ず足元に置ける」とは考えず、収まらない場合は荷物棚を利用しましょう。
小型・中型キャリーケースは座席上の荷物棚を利用する
3辺合計160cm以下の小型・中型キャリーケースは、座席上部の荷物棚を利用するのが一般的です。
荷物棚を使う場合は、キャリーケースを横向きにして安定させ、走行中に動いたり落下したりしないよう注意します。
次のような荷物は、無理に荷物棚へ載せない方が安全です。
- 自分で持ち上げられないほど重いもの
- キャスターが固定できず転がりやすいもの
- 荷物棚から大きくはみ出すもの
- 形状が不安定なもの
降車時には、頭上の荷物を下ろす必要があります。混雑する駅で慌てないよう、到着直前ではなく余裕を持って準備しましょう。
160cm以下の大型キャリーケースはデッキの荷物置場を確認する

3辺合計160cm以下でも、荷物棚へ持ち上げにくい大型・重量のあるキャリーケースは、一部車両のデッキに設置された荷物置場を利用できる場合があります。
東海道・山陽新幹線の16両編成では、一部デッキに予約不要の荷物置場が設置されています。ただし、この荷物置場に160cmを超える特大荷物を置くことはできません。
予約不要の荷物置場は、場所を個別に確保できるものではありません。先に利用している人がいる場合は、荷物棚や足元など別の方法を考える必要があります。
160cm超の特大荷物は専用スペースを利用する
東海道・山陽・九州・西九州新幹線で3辺合計160cmを超えるキャリーケースを持ち込む場合は、対象となる専用座席を予約します。
「特大荷物スペースつき座席」は、一部指定席車両の最後部座席と、その後ろにある荷物スペースをセットで予約する仕組みです。
荷物スペースは、最後部列の対象座席を予約した利用者全員で共用します。1席を予約すれば後ろの空間をすべて一人で使えるわけではないため、譲り合って収納しましょう。
特大荷物スペースつき座席の予約方法と注意点
特大荷物スペースつき座席は、通常の指定席を取るときに座席種別を選んで予約します。
スマートEX・EX予約などインターネットで予約する
東海道・山陽・九州新幹線などでは、利用区間に対応するインターネット予約サービスから専用座席を選択できます。
主な予約サービスには、次のようなものがあります。
- スマートEX
- EX予約
- e5489
- JR九州インターネット列車予約
予約画面で「特大荷物スペースつき座席」などの表示を選びます。通常の指定席を予約した後に、自動的に特大荷物用へ変わるわけではありません。
サービスや商品によって、変更・払い戻し・きっぷの受取方法が異なるため、予約確定前に条件も確認してください。
指定席券売機や駅の窓口で予約する
インターネット予約に不慣れな場合は、対応する指定席券売機や駅の窓口でも予約できます。
駅で購入するときは、係員に次の内容を伝えるとスムーズです。
- 利用する新幹線と区間
- 乗車日と希望時刻
- 荷物の3辺合計が160cmを超えること
- 特大荷物スペースを利用したいこと
希望列車の専用座席が満席の場合もあるため、繁忙期や大型公演の遠征では早めに確認しましょう。
自由席や座席を予約していない人は、最後列に特大荷物を置けない
東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、「特大荷物スペースつき座席」の設定がない自由席や一部指定席号車へ、特大荷物を持ち込むことはできません。
また、最後列の座席後ろに空間が見えても、誰でも自由に使える荷物置場ではありません。対象座席を予約した人が利用するスペースです。
160cm以下のキャリーケースであっても、予約していない最後列の後ろへ無断で置くのは避けましょう。最後列の利用者が座席を倒せなくなったり、乗降の妨げになったりする可能性があります。
予約を忘れた場合や満席だった場合の対応
予約が必要な特大荷物を事前予約せずに持ち込んだ場合は、車内で持込手数料を支払い、乗務員が指定する場所へ収納する扱いになります。
「手数料を払えば必ず希望列車に乗れる」と考えるのではなく、原則として乗車前に専用座席を予約してください。
希望列車が満席の場合は、次の方法を検討します。
- 前後の列車へ変更する
- 荷物を160cm以下になるよう小分けする
- 不要な荷物を自宅やホテルへ送る
- キャリーケースを小さいサイズへ変更する
ライブの開演時間に合わせて移動する場合は、列車変更で到着が遅くならないよう、交通計画全体を見直しましょう。
専用座席の予約料金と未予約時の持込手数料
特大荷物スペースつき座席の事前予約に、荷物スペース分の追加料金はかかりません。通常の普通車指定席またはグリーン車指定席と同じ料金です。
一方、事前予約せず特大荷物を持ち込んだ場合は、1,000円の持込手数料が必要です。
| 利用方法 | 荷物に対する追加料金 |
|---|---|
| 事前に専用座席を予約 | 不要 |
| 予約せず特大荷物を持ち込み | 持込手数料1,000円 |
未予約では希望する位置へ荷物を置けるとは限りません。金額だけでなく、乗車時の安心感を考えて事前予約するのがおすすめです。
ライブ遠征で使いやすいキャリーケースの選び方
新幹線で使いやすいキャリーケースは、容量の大きさだけでなく、外寸・重量・車内での安定性が重要です。
荷物棚へ持ち上げられる重さと外寸を優先する
新幹線では、キャリーケースを自分で荷物棚へ上げ下ろしする場面があります。
本体が軽くても、中へ衣類、双眼鏡、ペンライト、充電器、グッズなどを詰めると重くなります。
購入時は本体重量だけでなく、荷物を入れた状態で自分が頭上まで持ち上げられるかも考えましょう。
サイズ選びでは、容量だけを見るのではなく、総外寸と3辺合計を確認することが重要です。
キャスターストッパー付きなら車内で動きにくい
新幹線は走行中に揺れることがあります。足元や荷物置場に置いたキャリーケースが動かないよう、キャスターを固定できる製品は便利です。
ストッパーがない場合は、キャスターの向きを調整し、座席や壁に安定して接する位置へ置きます。
ただし、通路へ飛び出したり、ほかの利用者の足元をふさいだりしないよう注意してください。
帰りのグッズ増加には容量拡張機能やサブバッグで備える
坂道ライブ遠征では、行きより帰りの方が荷物が増えやすくなります。
- 公式グッズ
- 推しタオル
- 生写真
- CDや会場特典
- パンフレット
- 会場配布物
行きの時点でキャリーケースを満杯にせず、少し余裕を残しておくと帰りの荷造りが楽になります。
容量拡張機能を使う場合は、拡張後の外寸も確認してください。広げた結果、3辺合計160cmを超える可能性があります。
折りたたみ式のサブバッグを1つ入れておく方法も便利です。ただし、新幹線へ持ち込める大きな荷物は基本的に2個までなので、増やしすぎないようにしましょう。
購入とレンタルは利用頻度や旅行日数で選ぶ
今後もライブ遠征や旅行へ行く予定が多い人は、使いやすいキャリーケースを購入する方が向いています。
一方、年に1回程度しか使わない人や、大型サイズが必要なときだけ使いたい人は、レンタルも選択肢です。
| 購入が向いている人 | レンタルが向いている人 |
|---|---|
| 年に何度も遠征する | 使用頻度が低い |
| 自分に合う機能を選びたい | 保管場所を取りたくない |
| 荷造りに慣れた同じ製品を使いたい | 旅行日数ごとにサイズを変えたい |
キャリーケースの泊数別サイズや購入・レンタルの詳しい比較は、以下の記事で紹介しています。
キャリーケースおすすめ完全ガイド|旅行・ライブ遠征で失敗しないサイズの選び方
新幹線でキャリーケースを持ち運ぶときの注意点
サイズのルールを守っていても、置き方や移動方法によっては周囲の迷惑や事故につながる場合があります。
通路・出入口・デッキをキャリーケースでふさがない
キャリーケースを通路や乗降口付近へ置くと、ほかの利用者の移動や緊急時の避難を妨げる可能性があります。
デッキであっても、荷物置場として指定されていない場所へ放置するのは避けてください。
自分の座席周辺に収納できない場合は、勝手に別の場所へ置かず、乗務員へ相談しましょう。
重いキャリーケースを無理に荷物棚へ載せない
重量のあるキャリーケースを無理に持ち上げると、落下して自分や周囲の人がけがをする危険があります。
頭上まで安全に上げられない場合は、足元、荷物置場、専用スペースなど別の方法を選びます。
周囲の人が手伝ってくれることもありますが、最初から他人に持ち上げてもらう前提で荷物量を決めない方が安心です。
電子チケット・財布・本人確認書類は別の手荷物に入れる
坂道グループのライブやリアルミーグリでは、電子チケット、スマートフォン、本人確認書類などをすぐ取り出せる状態にしておく必要があります。
次のものはキャリーケースの奥へ入れず、小型のリュックやショルダーバッグへ分けておきましょう。
- スマートフォン
- 財布
- 交通系ICカード
- 新幹線の予約情報
- 本人確認書類
- モバイルバッテリー
- 常備薬
大きな駅では、改札、乗換、乗車、ホテルへの移動で何度もスマートフォンや乗車券を使います。必要なものをキャリーケースから毎回取り出す動線は避けた方がスムーズです。
ライブ遠征の持ち物チェックリスト|日帰り・泊まり別に忘れ物を防ぐ完全ガイド
降車駅の手前で荷物を取り出す準備をする
降車直前に荷物棚からキャリーケースを下ろそうとすると、通路が混雑して間に合わなくなる場合があります。
ただし、早すぎる時間から通路へ立ったり、乗降口をふさいだりするのも避ける必要があります。
到着案内を確認し、周囲の状況を見ながら、余裕を持って荷物をまとめましょう。乗換時間が短い場合は、予約段階で出口や階段に近い車両も確認しておくと移動しやすくなります。
乗換駅のエレベーターと移動時間を確認する
キャリーケースを持った移動では、乗換案内に表示される標準時間より長くかかることがあります。
- エレベーターを探す時間
- エレベーターの待ち時間
- 混雑したホームを移動する時間
- 在来線への乗換改札を通る時間
東京駅、新大阪駅、名古屋駅などの大きな駅では、利用する路線によって乗換距離が長くなります。
ライブの開演時刻や帰りの最終列車がある場合は、乗換時間に余裕を持たせましょう。
ライブ遠征の交通手段比較|新幹線・飛行機・夜行バスどれが最適?
大きなキャリーケースを新幹線に持ち込まない方法
大型キャリーケースを無理に車内へ持ち込まず、配送や荷物預かりを使う方が快適な場合もあります。
宅配便で自宅からホテルへ送る
宿泊先が決まっている場合は、キャリーケースや衣類を事前にホテルへ送る方法があります。
配送を利用すれば、新幹線ではライブ当日に必要な手荷物だけを持って移動できます。
ただし、ホテルによっては次の条件が設けられている場合があります。
- 宿泊者名と予約日を伝票に記入する
- 着払いの荷物は受け取れない
- 冷蔵・冷凍品や貴重品は預かれない
- 受取可能日が決まっている
発送前に、利用するホテルへ荷物の受取条件を確認してください。
ホテルの荷物預かりや駅の手荷物預かりを利用する
宿泊する場合は、チェックイン前やチェックアウト後にホテルへキャリーケースを預けられることがあります。
ホテルに荷物を置いてから会場へ向かえば、グッズ列、入場列、終演後の駅混雑をキャリーケースなしで移動できます。
会場から離れたホテルを利用する場合は、荷物を預けるために遠回りにならないかも確認しましょう。会場と新幹線駅の間にあるホテルなら、移動動線を作りやすくなります。
コインロッカーは空き状況とサイズを事前に確認する
駅や商業施設のコインロッカーも利用できますが、大型キャリーケースが入るロッカーは数が限られます。
ライブ当日は同じ目的でロッカーを探す人が増えるため、会場最寄り駅だけに頼るのは危険です。
- 新幹線を降りた主要駅
- ホテルの最寄り駅
- 会場から1~2駅離れた駅
- 駅周辺の手荷物預かりサービス
複数の候補を用意しておくと、満杯だった場合にも対応しやすくなります。
小型キャリーケースをレンタルして荷物を分ける
手持ちのキャリーケースが大きすぎる場合は、新幹線で扱いやすい小型・中型サイズをレンタルする方法もあります。
宿泊日数に合ったサイズを選べるため、普段使わないキャリーケースを購入・保管する必要がありません。
レンタルでは、次の条件を確認してください。
- 本体の総外寸
- 本体重量
- キャスターストッパーの有無
- 配送・返却方法
- 破損時の補償
- 延長料金
「Mサイズ」などの表記だけで決めず、新幹線に乗る前に実際の外寸を確認しましょう。
新幹線とキャリーケースに関するよくある質問
最後に、新幹線へキャリーケースを持ち込むときに迷いやすい疑問をまとめます。
40L・60L・70Lのキャリーケースは新幹線に持ち込める?
容量だけでは判断できません。
40L、60L、70Lのいずれでも、キャスターを含めた3辺の合計が250cm以内であれば、基本的には持ち込み可能です。
ただし、東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、3辺合計が160cmを超えると専用座席の予約が必要です。
キャリーケースを最後列の座席後ろに置いてもよい?
東海道・山陽・九州・西九州新幹線の「特大荷物スペース」は、対象となる最後部座席を予約した人が利用するスペースです。
空いているように見えても、予約していない人が自由に置くことはできません。
そのほかの列車でも、最後列の利用者が座席を倒せなくなる場合があるため、勝手に置くのは避けましょう。
自由席でもキャリーケースを持ち込める?
3辺合計160cm以下のキャリーケースであれば、基本的に自由席にも持ち込めます(160cm以上のキャリーケースは持ち込み不可)。
一方、東海道・山陽・九州・西九州新幹線で160cmを超える特大荷物を持ち込む場合は、専用座席の事前予約が必要です。そのため、専用座席の設定がない自由席は利用できません。
特大荷物スペースの予約に追加料金はかかる?
事前に「特大荷物スペースつき座席」などを予約する場合、荷物スペースに対する追加料金はかかりません。
通常の普通車指定席またはグリーン車指定席と同じ料金で利用できます。
荷物棚にキャリーケースを載せられない場合はどうする?
無理に持ち上げず、足元や車内の荷物置場を確認してください。
東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、160cm以下の荷物でも「特大荷物スペースつき座席」を予約し、座席後ろのスペースを利用できます。
乗車後に置き場所へ困った場合は、通路へ放置せず乗務員へ相談しましょう。
JR東日本の新幹線でも特大荷物の予約が必要?
東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線には、特大荷物を持つ人専用の座席予約制度はありません。
荷物置場は予約不要で、空いている場所を利用します。ただし、一部には荷物置場のない列車もあります。
ただし東北・北海道新幹線や北陸新幹線(E5系・E7系など)の一部車両に設置されているの荷物置場は、インバウンドや混雑対策のため、近年「事前予約制(無料)」へと順次移行しています。
荷物置場が満杯だった場合はどうする?
予約不要の荷物置場は、利用できる場所が保証されているわけではありません。
空きがない場合は、周囲の迷惑にならない範囲で足元へ置くか、乗務員へ相談します。
確実に置き場所を確保したい場合は、対象路線であれば特大荷物スペースつき座席を検討し、難しい場合は配送や荷物の小型化も考えましょう。
キャリーケースの盗難や取り違えを防ぐ方法は?
キャリーケースには、似た色や形の製品が多くあります。
- ネームタグを付ける
- 目印になるベルトを付ける
- 貴重品は別バッグへ入れる
- 荷物置場へ置いたまま長時間離れない
- 降車時にタグや特徴を確認する
車内へ持ち込んだ荷物は、原則として自分で管理します。財布、スマートフォン、電子チケット、本人確認書類などは、必ず手元に置いてください。
まとめ|サイズと路線を確認してキャリーケースの置き場所を決めよう
新幹線へキャリーケースを持ち込むときは、容量や見た目だけでなく、外寸と利用路線を確認することが大切です。
まずはキャスターを含めた3辺の合計を測る
新幹線に持ち込める荷物は、基本的に3辺合計250cm以内、1個30kg以内、2個までです。
キャリーケースは、本体だけでなくキャスターやハンドルを含めて測ってください。容量の「何L」だけでは、予約の要否を判断できません。
160cmを超える場合は利用する新幹線のルールを確認する
東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、3辺合計160cm超の特大荷物に専用座席の予約が必要です。
東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線では専用席の予約制度はありませんが、荷物置場の位置や有無は列車によって異なります。
予約・車両設備・荷物ルールは変更される可能性があるため、実際に乗車する際はJR各社の最新案内も確認してください。
ライブ遠征では帰りに荷物が増える前提で準備する
坂道ライブ遠征では、グッズ、生写真、CD、タオル、会場特典などで帰りの荷物が増えることがあります。
キャリーケースを行きから満杯にせず、折りたたみバッグや配送、ホテルの荷物預かりも組み合わせると移動しやすくなります。
新幹線の予約だけでなく、駅での乗換、ホテル、会場への荷物持ち込み、終演後の移動まで考えて、自分に合ったキャリーケースと置き場所を選びましょう。
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